松伯美術館(しょうはくびじゅつかん)
松伯美術館の特徴
・日本画家の上村松園をはじめとする上村家三代の画業を紹介する美術館
・奈良市街地からは電車とバスで30分程度
・大渕池のほとりに建っている(近鉄名誉会長の佐伯邸敷地内)
美術館までの道のり 大渕池がきれい
近鉄奈良線の「学園前駅」で下車、北口バスターミナルからバスで約5分。
「大渕橋」という停留所で下車しました。
停留所から橋の方に少し歩くと大渕池が見えてきました。
橋の中央に展望スポットのような場所もあり、そこから写真を撮ったりできます。
さて、美術館が見えてきました。
松伯美術館 外観
駐車場から見上げる。
エントランスまで少しだけ歩きます。
すごく整えられていて、気持ちがいいです。
エントランスに到着。
観覧レポ
庭園
松伯美術館は、上村家からの作品の寄贈と近鉄の出資でできた美術館であるため、故佐伯勇氏(近鉄の名誉会長)の旧邸敷地内に建築されています。
大渕池のほとりというすばらしい立地も、近鉄の資金力のおかげなのですね。
こちらは「逍遥の道」なる道。
秋は紅葉が美しいようですが、訪問時は木々が生い茂っていました。
少しお邪魔してみる。
この先もどこかにつながっていそうなのですが、どこに出るのかわからなかったので、引き返しました。
旧佐伯邸
旧佐伯邸は村野藤吾氏の設計。
こちらは少し新しい感じがするので別(旧宅でない)の建物なのでしょうか。
手前は砂利敷の広い空間になっています。
ベンチもあるので一休みできました。
(庭園のみの利用はNGです)
時間
・午前10時~午後5時(入館は午後4時まで)
・月曜休館(月曜が祝日の場合は翌平日が休み)
・年末年始、展示替え時の休館もあり
アクセス
近鉄奈良線「学園前」より、バスで5分程度。
(徒歩だと25分程度かかります↓のでバスがおすすめ)
おわりに
奈良市街地からすこし離れていますので、あまり観光スポット的な認識はされていないかもしれません。
ですが、大渕池のほとりという立地も大変素敵ですし、館内も静謐でとても落ち着く空間でした。
上村松園ファンでなくても、美術に興味がある方にはぜひおすすめしたいと思います。