本記事は2016年夏季にコレド室町内で開催されたアートアクアリウム展の感想です。
過去の展示ですが、2020年8月28日に日本橋にアートアクアリウム美術館(常設展)がオープンするとのことで、今更ではありますが記事にしました。
新たにオープンする美術館の展示とは異なる部分も多いでしょうが、雰囲気はお伝えできるかなと思います。
2016年のアートアクアリウム展の様子
円形の水槽コーナー
館内は暗く、水槽だけが浮かび上がるようにライトアップされています。
金魚の影が底に映っているのがまた綺麗。
水が滞ることのないように、常に水槽内から水が湧いているようでした。
真横から見てみましょう。
水槽ごとに異なる種類の金魚が泳いでいます。
黒い金魚もいます。
このエリアで私が一番気に入ったのが、クラゲのようなフグのような、ぽわぽわした感じの金魚(名前は忘れてしまいました……)。
もうちょっと寄ってみましょう。
形がかわいいですよね。
めんどくさそうに底に佇んでいるのもゆるくていい。
ゴージャスな水槽エリア
円形の水槽エリアの先には、いろんな形の、色とりどりにライトアップされた水槽が並んでいます。
ホストクラブにでも来たのだろうか(→行ったことないけど)と思うほどゴージャスです。
球体型の水槽
宝石のような形の水槽
金魚鉢がモチーフ?の水槽
泳いでいる金魚を拡大してみます。
おお、ちゃんと泳いでる!
ライトアップのおかげで真っ赤。
金魚鉢タワー
蓮の花
続いて、蓮の花のような水槽。
7色に変化していくのがきれい。
蓮の花が浮かぶ池(の水槽)にも金魚たち。
もちろん、蓮の花の部分も水槽になっていて、大きな金魚がゆったりと泳いでいました。
あんどん(?)型も!
凹面や凸面がたくさん施された水槽
水槽の表面に虫眼鏡がたくさんはめ込まれているようなイメージですかね。
ちょっと目が疲れますが、カクレクマノミがいました。
画像が切れてしまっていますが、いわゆる(ファインディングニモの)ドリー(魚の種類としては「ナンヨウハギ」らしいです)もいました。
水槽の底にはビー玉的なものが敷かれているようです。
ずっと見ていると目が疲れてくるのですが、魚たちは大丈夫なんだろうか。
洗面台風の水槽
洗面ボウルを彷彿とさせる水槽もありました。
洗面ボウルにも金魚、その下にも金魚。
壁に円柱型の水槽
写真がうまく撮れませんでしたが、円柱の側面を下にして立てたような水槽も幻想的。
屏風型の水槽
展示の終盤のみどころ。
綺麗な屏風……と思いきや、水槽です!
拡大してみましょう。
す、、、すご。
ちなみにこの屏風、柄も変わります。
個人的に一番お気に入りだった金魚
ここまで、水槽の鮮やかさをメインに紹介してきましたが、金魚の個体に焦点を当て、最もお気に入りの一匹を紹介します。
たまたまでしょうけど、水槽の前に立つと寄ってきたこの子。
愛嬌のある体つきも好きなんですが、表情がいい。
撮った角度のせいでしょうか、やや冷めたような、でも決して冷たいわけではない目。
「アンタ、何しに来たん?」って言いそうな気がする。
真横からのアングルはといいますと。
か、かわいい!
なんだこのむくむくしたスタイルは!
混雑状況
2016年に行ったときは、平日昼間だったにも関わらず、入場まで30分程度、チケット購入に10分程度かかるほどの混雑ぶりでした。
入場してからも、非常に混雑しており、人々をかき分けながら進むような感じでした。
新しくできる美術館は広そうですし、また、感染症予防対策のために入場人数もより少なく制限するでしょうから、かなり快適に観賞できるのではないかと思います。
おわりに
色とりどりにライトアップされたゴージャスな水槽もきれいで良かったですが、個人的には、自然な色の光に照らされたシンプルな水槽が一番好きかもしれません。